病院敷地内の禁煙外来への治療案内は禁煙達成の最短ルート

欧米などの先進国を中心として、日増しに嫌煙の動きが活発化してきました。健康意識の高まりがその大きな要因ですが、タバコのもたらす健康被害を考えると、当然だといえます。タバコには、なんと4000種類を越える化学物質が含まれており、そのうち人体に害を及ぼす物質は200種類以上もあるといわれています。そして発がん性物質は、恐ろしいことに60種類ほど入っています。最近は病院などの敷地内で、禁煙達成を目的とした治療案内を目にすることも多くなりました。市販の禁煙グッズで脱落した人も、たくさん訪れています。
タバコの有害物質には、例えばホルムアルデヒドやヒ素をはじめ、ペンキ除去剤として使われるアセトンや工業用剤のトルエンなどがあり、また新聞、ニュースでお馴染みのカドミウムも含まれています。要するに殺虫剤や除草剤などといった、科学毒物の結晶体です。救いがたいのは、自分の意に反して煙を吸わされる受動喫煙で、大きな問題になっています。世界的に禁煙の流れが進むなか、禁煙達成する人も増えています。その多くは、病院の敷地内にある治療案内を見て、禁煙外来の門を叩いた人々です。
自力やグッズなどを用いて禁煙に失敗する大きな要因に、ニコチンの高い依存性があります。中枢神経に働きかけ、微量で興奮作用をもたらしたうえ、大量になると鎮静作用があります。このため、一服することでホッとしたような錯覚を与えてしまうわけです。あまりにも多くの人が、禁煙にチャレンジしたにもかかわらず失敗してしまうのは、自然の摂理だともいえます。この依存性の強さは麻薬と変わらないレベルのため、自力では困難だといわざるを得ません。禁煙達成を決意し、病院敷地内の治療案内に救いを求めることは、成功への最短ルートになるでしょう。