禁煙達成後は、肺が元に戻るのか?

禁煙達成にはしっかりとした信念と、周りからのサポートが必要です。
たった一人で禁煙達成をするという人もいないわけではありませんが、そうした人は全体から見ればさほど多くありません。
そして禁煙達成をするためにはそれなりの「目標」があった方が良いのですが、その目標のひとつとなるのが健康です。
禁煙はその人の健康を増進するということはよく言われていますが、ここで特に注目したいのが肺についてです。
タバコは煙を肺に吸い込むものですから、タバコに含まれるタールは肺に蓄積していくことになります。
これによって呼吸機能の低下や肺がんの発症率上昇などがあるのですが、禁煙によってそうしたリスクを減らすことができるのであれば、それだけでも目標とできるでしょう。
さて、では禁煙をして灰を元に戻すことはできるのかというと、もちろん可能です。
特に肺の機能だけで言うのであれば、禁煙をスタートして3日程度で効果を実感できることもあります。
1年間続けば咳や息切れといったような症状の多くが緩和し、肺の細胞は大部分が修復されるでしょう。
こうしたことがあるため、1年間を禁煙すれば肺の機能の復活は非常によく感じられることとなります。
ただ発がん率ということで言うと、これは少々長い時間が必要です。
肺ガンによる死亡率が半減するのは禁煙開始後5年、そして肺ガンによる死亡率が非喫煙者と同等のレベルまで回復するまでの葉10年間という時間が必要になります。
そのため発がん率を下げたいということで禁煙を始めるのであれば、統計的にがんの発症率が高くなる30代半ばごろまでにスタートすることが大切です。
「禁煙はイライラするだけだ」というようなことを言っている人も少なくはありませんが、努力をしたということはしっかり自分の体に帰ってくるのです。